小学校のクラスで、親子レクの係になったらどんなことをしようかと悩んでしまう人もいるでしょう。
みんなで遊べるゲームをしようと考えた場合、やはり気になるのは雨や天候のことだと思います。できれば室内でレクを開催したい、体育館を使って身体を動かすというのも良いでしょう。体育館が借りられなければ教室でみんなで遊べるゲームを開催するというのも面白いと思います。
身体を動かすも良し、頭を使うのもよし。
特に小学校の中学年や高学年になってくると、なかなか難しいゲームに挑戦しても意外と盛り上がること間違いなし。
テレビゲームだけが、ゲームじゃない。家でもお友達集まった時に楽しめる、そんなみんなで遊べるゲームもご紹介します。
室内でみんなで遊べる親子レクのゲームを考える際の注意点
親子レクを開催する場合、注意してほしいのが、仕事などでどうしても参加できない親御さんがいるということです。
ですから、子供と一緒に参加型にするというよりは、「大人対子供」で対戦出来るようなゲームにすると、大人も子供に負けたくないという気持ちと、子供も大人に負けられないという気持ちで、なかなか盛り上がりを見せてくれるでしょう。
室内でみんなで遊べるゲームを考える際には、そういった点に注意してゲームの内容を決定することをオススメします。
勿論、子供と大人の参加型でも悪くはないのですが、親対子供にすることで、まだまだ親の人生ほど年齢を重ねてきていない子供に負けていられない、親の威厳を見せたいなんて闘争心が湧いてきて、親同士の団結力も生まれたりします。子供も大人がちょっと負けているところを観たいという興味もあり、子供同士の団結力も高まります。
室内体育館で身体を動かし、みんなで遊べるゲームで盛り上がろう
では、どんなゲームがオススメなのでしょうか。室内体育館で身体を動かし、みんなで遊べるゲームを通して、汗を流しながら団結力を深めることができる親子クラスレクをいくつかご紹介します。
2人3脚や玉入れ
二人の足の、隣合った足をベルトや紐で結びつけて固定し、3本足で走る言わずとしれた競技ですが、大人になってからはなかなかやることもないので、ついつい汗をかいて盛り上がってしまいそうです。大人対子供で久しぶりに玉入れというのも良いかもしれません。玉入れは運動会の低学年には同じみの競技でも、高学年になってなかなかやらないという子供も多いので、子供にとっても久々に楽しめるのではないでしょうか。
ドッチビー
小学校高学年にもなると、腕の力も大人並み。ボールを投げるスピードも早くドッチボールでは太刀打ち出来ないという大人も多いはず。しかも、速いボールが当たれば、それなりに痛みも伴います。そこでオススメなのがトッチビーです。
薄くで軽く、円盤のような形をしているドッチビー。これを投げて人に当てます。当たっても痛くない素材で出来ているので安心です。フリスビーとドッチボールの掛け合わせたようなこのゲーム、大人対子供で是非、やってみてはいかがでしょうか。
お玉で水移動リレー
バケツに水を張り、離れたところ置いた空のバケツまで、お玉を使って水を運びます。一度運んだら、バトン代わりのお玉を次の人に渡し、同じ様に水を運びます。片方のバケツから水がなくなり、もう一つのバケツに水を移動出来たチームが勝ちです。
ただし、体育館で行う場合は、床が濡れることが考えられるので、くれぐれも体育館が濡れてよいか確認してから行いましょう。濡れたあとは、しっかりと大人と子供で拭いて掃除すること。そこまで出来てこその親子レクです。
身体にボールを挟んで進もうゲーム
一列に並びます。人と人との間にボールを挟んだまま、前に進みます。ゴールまで早く行けたチームの勝ちです。一人でも落としたら止まって、もう一度ボールをはさみ直しましょう。
室内ゲームは体育館だけじゃない。教室でも出来るみんなで遊べるゲームを紹介
頭を使いながらみんなで遊べるのも、室内ゲームの良いところです。
体育館が使えない、それならば、教室で子供と大人の頭を使った対決をしてみてはいかがでしょうか。そんな親子レクも面白いでしょう。
- ジェスチャーでしりとりゲーム
ただのしりとりなら面白くない。それならば、チーム対戦型にして、ジェスチャーでしりとりして、タイムを競ってみてはいかがでしょうか。
まずは、人数を決めます。一人ずつ前に出て、ジェスチャーでしりとりしたい言葉を伝えます。チームの人は、それが何なのかを当てます。最初の一文字がわかっているので、なんとなくジェスチャーで何を伝えたいのかわかると思います。わかった人は声に出して伝えます。正解すれば、次の人に交代です。どんどん繰り返しながらジェスチャーでしりとりしていきましょう。 - 誰の真似なのゲーム
ルールは簡単です。チームの中で一人リーダーを決めます。リーダーの動きを見て、チーム内の他の人は、その動きを真似します。相手チームの中で回答する人を一人決め、誰の動きを見て真似をしているのか、誰が相手チームのリーダーなのかを当てるゲームです。
対戦型なので、今度はもう一つのチームが同じことを行い、相手チームの回答者に当ててもらいましょう。
室内でできるみんなで遊べるゲームは、勿論、家の中でもOK
親子クラスレクでも使えるので、覚えておくと良いかもしれません。
ちょっと反抗期ゲーム
そろそろ反抗期を迎えてくる小学校高学年のお子さんにピッタリな室内でみんなで遊べるゲームをご紹介します。
支持を出す人は、一人。その他の人はその場に立ちます。右と言ったら左に動きます。前と言ったら後ろに。要するに反抗期なので反対のことをすればOKという訳です。いくつか支持出し、最後まで生き残った人が勝ちというゲームです。レクで親子対決する場合は、どちらのチームの勝ち残りが多いのかで勝敗を決めましょう。
次の対決は、右と言ったら、左と声に出しながら、右に動きます。言葉だけは反対の事を言って、行動は指示に従います。言葉だけは反抗期、そんなイメージです。これも先程同様、生き残った人が勝ちになります。
全員違うものを選ぼうゲーム
ルールは簡単です。誰かが、お題を出して、みんなと違う回答をすればOKです。誰かとかぶった場合は失格となります。例えば「昨日、食べたもの」というお題を出したとします。答えを紙に書きます。合図でお互いに紙を出します。同じ回答の人が一人でもいた場合、その人は失格となります。最後まで生き残った人の勝ちです。チーム戦で行う場合は、数問お題を出して、残った人の人数で勝ち負けを決めましょう。
みんなで遊べるゲームは、大人だって楽しい
みんなで遊べるゲームは、大人同士のレクにも使えます。
親睦会など、ちょっとゲームで盛り上がりたいなんて時でも、室内で気軽にできるゲームで是非交流を深めてしまいましょう。
- ちょっと変わった伝言ゲーム
チーム戦で行います。文章が書かれた紙を一番前の人に渡します。普通の伝言ゲームはそれを後ろの人に伝えて、最後の人まで正確に伝われば勝ちなのですが、この伝言を伝える際の話し方がちょっと変わっています。
唇で歯を巻き込むように歯を隠しながらに話すのです。イメージはお婆さんのような感じです。話しにくい上に、面白い顔になってしまうので、つい吹き出しそうになってしまうのも楽しめます。 - 文字を入れ替えてゴールまで行こうゲーム
最初の3文字の言葉と最後の3文字の言葉を決めておきます。最初の言葉の3文字のうち、1文字だけを違う文字にして、違う1文字の言葉を作ります。これをどんどん繰り返して、ゴールの3文字の言葉まで早くたどり着いた方の勝ちです。チーム戦で行います。
どのゲームもなかなかなかなかおもしろく、室内でも気軽にみんなで遊べるので親子レクやクラスレクだけでなく、様々なイベントや行事、友達が集まったときなどにも使えます。