ことわざの覚え方ば分かれば、お子さんの中学入試に有利になるのでは、と考える親御さんも多いと思います。
ことわざは中学入試には必須です。でも、なかなか、日常でことわざに触れる機会って少ないとおもいませんか。少ないからこそ、どうやって覚えさせたらよいのか迷ってしまうところでしょう。
ですがちょっとした工夫で、ことわざは子どもの頭にどんどん入っていきます。入ってくれば、ことわざは楽しいものとなり、好きになるはずです。
できれば、小学校低学年のうちから、ことわざに親しむことをオススメします。
是非、覚え方と勉強法を知って、早いうちからことわざを身に付けさせましょう。
ことわざの覚え方と勉強のポイントは、意味を理解すること
ことわざの覚え方として、最初の言葉を述べたら、続きの言葉を述べるという、まるでかるたのように覚えている人もいるかもしれませんが、それでは、何れ忘れてしまうこともあるでしょう。また、見たことや聞いたことはあるけど、意味はわからないというのでは、いざという時には思い出せません。
特に普段の小学生の会話に、ことわざを盛り込んでお話するなんてことは殆どないでしょう。覚えられないのも当然かもしれません。
ことわざを頭に入れる為には、やはりことわざの意味をしっかりと理解することが大切です。
意味を理解すれば、自ずと情景が浮かんで、忘れにくくなります。
もしかしたら、ことわざの言葉の響きから、勝手に勘違いして意味を捉えているものもあるかもしれませんね。しっかりともう一度覚え直す良い機会です。
ことわざの意味を知ることこそ、忘れないコツであり、覚え方のポイントともなるのです。
ことわざの覚え方が丸暗記ではダメな理由
ことわざの覚え方として、闇雲に丸暗記しているというお子さんも多いでしょう。
確かに、丸暗記でも、とにかく覚えることができれば、テストでは良い点数は取れます。
しかし、それでは覚えたことにしか答えられず、応用の聞かない覚え方をしていることになってしまいます。
ちょっとひねったことわざの問題が出た時は、きっと解けないでしょうし、もしかしたら丸暗記の一部がどこかですっぽりと抜けてしまったら、全く思い出せないという結果に終わってしまうことも考えられます。
ことわざの覚え方を知りたいなら、それを勉強だと感じさせない工夫が必要
小さいうちからことわざに親しませたい、そう考えて、ことわざの表などを壁などに貼っているお宅もあるかもしれません。
しかし、小さいお子さんでなくとも、文字がずらずらと書かれた表やポスターをじっくりと見て、自然と覚えるなんて難しこと。
もし覚えさせようとして、壁にことわざを貼るのであれば、五つぐらいずつ、まとまりのある内容、例えば季節に関わるもの、体に関わるものなど、グループで分けて少しずつ貼るというのがよいでしょう。
手作りでオリジナルのことわざ表を作ってもよいかもしれませんね。
ただし、無理に覚えさせるということだけは絶対にやめてください。
自然とさり気なく取り入れてみてください。
お子さんは、知っていることわざが出てきたことに嬉しくなると同時に、このことわざはこういう風に使えばよいのだと発見することができるのです。
時々、表のことわざを覚えたかどうか、クイズを出してみるのもよいでしょう。
本が好きなお子さんには、ことわざについての楽しく書かれた漫画などを与えるのも1つの手です。
勉強だと感じさせないことが、ことわざを自然と覚える秘訣なのです。
覚え方を考えるより、遊びとしてことわざを生活に取り入れる
どうやって日頃使わないことわざを子どもに教えればいいのか悩み、ことわざの覚え方について色々探っている親御さんもいるかもしれません。
そんな親御さんと小学校低学年や未就学児のお子さんに是非チャレンジして頂きたいのが、ことわざかるたです。
親子の遊びとして、是非ことわざかるたに挑戦してみてください。
この様なことわざかるたを選ぶ時のポイントは、絵が可愛く親しみやすい、そして重要なのが解説がしっかりと付いていることです。
決して覚えさせようとするのではなく、家族での楽しみとしてことわざかるた大会を開催してみてください。
絵のおかげでことわざの意味を理解しやすくなるだけでなく、自然と頭に残り、解説を通して、少しずつ、ことわざへの理解を深めていくことができます。
ことわざをグループ化したり体で表現したりして覚え方を工夫しよう
かるたをやっても、漫画を読んでも、ことわざがなかなか覚えられないというお子さんもいるでしょう。
そんな時は、こんな覚え方を取り入れてみてはいかがでしょうか。
ことわざをグループ化してみてください。
じつは、全然言葉が違っても、意味が似ていることわざというのは、いくつもあるのです。それをひとまとめにしてみてください。頭の中が整理しやすくなり、案外スムーズに覚えることができるかもしれません。
また、似ているけれど意味が違ったり、反対の意味であることわざを見つけるのもオススメです。
でも見るだけではなかなか覚えないというのは子どもも大人も同じです。
是非、声に出したり、自分の字で書いたり工夫して、どんどんことわざを覚えていきましょう。