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勉強ができない小学生を作らない!親次第で小学生は変われる

勉強ができない小学生は、本当は勉強ができない訳ではないのかもしれません。

何故、勉強をしなければならないのか分からないだけの可能性もあるのです。分からないから勉強をしていない。勉強ができない。それだけの事かもしれません。

親が横にいて勉強をさせているというご家庭でも、お子さんは親にやらされている感やプレッシャーに負けて、身になっていないこともあります。やっていても頭に入っていないので、やっていないのと同じです。

親子の程よい距離を保ちつつ勉強させる、そして勉強しやすい家庭環境を整えることこそが大切。

お子さんを、勉強できない小学生にしてはいけません。親次第で十分に変われるのですから。

勉強ができない小学生と勉強できる小学生はどこが違うのか

実は、勉強ができない小学生には、いくつかの特徴があります。

  • 例えば、自意識が高すぎる頑固な子は、人に何か言われるのを極端に嫌がります。こうした方が勉強できるという人の意見になど耳を傾けようとしないため、その勉強方法が間違えていた場合は、どこかでその伸びがストップしてしまい、勉強ができない小学生になってしまいます。
  • 逆に、あまりにもポジティブでノーテンキな小学生も、勉強ができないままでいい、なんとかなると思いこんでいるため、勉強ができない小学生のまま変わらない可能性もあります。
  • わからない事は、何れ分かるようになると勘違いしていたり、わからない事でさえ自分で分かっていない小学生もまた、勉強ができないということになるのです。

何故なのか。

人の意見を素直に聞き入れれば、新しい考え方に触れることができ、本当に正しい手段を何れ判断できるようになります。

また、もう少し頑張ろう、今よりももっと良くなろうと思う少しばかりの焦る気持ちや向上心が、学力を育てることに繋がります。

分からなない事は解決したい、知りたいという好奇心がある小学生は伸びていきます。

それが出来ていないのが、勉強ができない小学生なのです。

勉強ができない小学生と勉強ができる小学生の差は、その家庭環境が整っているかいないかで決まります。そこが一番重要な分かれ目なのです。

勉強ができない小学生の親がやりがちな間違い

勉強ができない小学生の特徴として、家で勉強する習慣がないという理由も考えられます。

ですが、これを回避しようと、びっちりと親が横にいて勉強を絶えずそばに寄り添って教えているというのであれば、今すぐやめるべきです。これは、つい親がやりがちな間違いだと言ってよいかもしれません。何故、間違いなのか。それは無理にやらせている、子供がいやいや勉強しているからです。

嫌な事をするとき、楽しいと思えますか?嬉しいと思えますか?頭の中では早くこの環境から逃れたい、勉強を終わらせて親と早く離れたい、ピリピリした空間から脱出したい、そんなことしか考えていないのであれば、勉強など身に入るはずもありません。

小学生も大人も結局は同じです。夢中にならないものに対して、詰まらないもの嫌なものに対しては、拒絶反応が出でしまうのは当然のことなのです。

勉強ができない小学生を作らないために親ができること

勉強ができない小学生のそばに、親が近くにいるのは良くないというのもまた違います。
親は程よくそばにいてあげるべきです。

勉強できた時、問題が解けた時、そばにいなければ一緒に喜んでであげる事などできません。お子さんに、問題が解けた事をアピールすることができる誰かがいるという環境を作ってあげるのです。

ですが、親の力で問題が解けたというのでは、全く意味をなしません。自分の力で解けてこその喜びです。

ですから、勉強のできない小学生にこそ、基礎固めの単純で簡単な問題を何度も解いてほしいのです。同じ問題を解き直すというのでもよいでしょう。

勉強ができないからと言って、小学生の今の学年よりも下の勉強をさせるという方法を取り入れているご家庭もあるでしょう。ですがこの方法は、お子さん自身が、自分はいかに勉強ができないのかという考えに至り落ち込んでしまう可能性もあります。出来る限り、今の学年の分かりやすい問題を解かせるというのが良いでしょう。
もし、前の学年の内容がどうしても分からないというのであれば、さかのぼって解けるように勉強したあとは、必ず今の学年のところまで戻ってくるようにしてください。

出来る、解けるという自信こそが、勉強ができないという小学生を作らないポイントとなるのです。

また、勉強ができない小学生に、勉強時間をいきなり決めるのは良くありません。勉強時間前から、時間が来たら勉強しなければならないという苦痛しか見えてこなく、勉強がますます嫌になります。

ですから、時間にこだわらず、まずは問題集であれば、どこまでをやるのかという明確な目標を決めることが、勉強のやる気につながっていきます。

勉強ができない小学生でも今は大丈夫という考え

小学生の子供が勉強ができないのは今のうちで、中学生が近づいてきたら、きっと将来の夢も出てきて、勉強するようになるだろうとのんきに構えている親御さんもいるかもしれません。

ですが、それは間違いです。
確かに将来の夢が出てきたら、それに近づくこうと勉強をするようになるでしょう。

でもです。小学生の今、勉強ができないということに悩んでいるのであれば、今、勉強嫌いにさせない工夫をするべきです。

はじめから勉強ができない小学生などいない。ただ、どうやって勉強をしていいのか、お子さんがわからないだけであると、私は信じています。勉強の仕方が分からない、勉強へ気持ちを切り替える方法が分からないというのであれば、そのまま中学生になってもわかからなままに違いありません。分からないなら、親のあなたが程よい距離で側にいて、教えてあげるしかないのです。子供の気持ちに寄り添って、付かず離れずで側にいるべきです。自分の部屋に籠もって勉強をする小学生など、まずいません。できれば居間や台所でよいので、目が届くところで勉強をさせてみてください。

家庭学習だけ、宿題だけでも構いません。それが終わったら、絶対に勉強の事に触れないでください。そうすることで、しっかりと勉強と遊びの切り替えができるようになってきます。親の頭も必ず切り替えてくださいね。

勉強ができない小学生は、せめて普通にできるようになるべきだ

勉強ができない小学生は、中学生になっても勉強ができないままです。そして高校へ行っても同じだと思います。

勉強が必要だと気付いたときには、もう手遅れです。将来の夢が見つかっても、勉強ができないということで、その夢をみすみす手放さなければならないという様な状況も起こり得るでしょう。

いくら勉強ができない小学生であっても、絶対に勉強をする習慣さえ身に付けば、できないから普通にはなれるはずです。

今、期待するのは勉強ができないを出来るようにするのではなく、勉強をする習慣づけではないでしょうか。

習慣さえつけば、高学年、中学生に進んだあとでも頑張れば、絶対に伸びる時がくるはずです。勉強の仕方さえ分かれば、どんどん伸びていく可能性を秘めているのです。

ただし、その習慣がなければ、いつまでも勉強ができない、しないままになってしまいます。

小学生なのですから、遊ぶこともなく勉強ばかりしているというのは、私はどうかと思います。遊ぶことももちろん大切。ただ、親子ともに勉強をする習慣さえ忘れないでいて欲しいのです。

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