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今こそプッシュ!子供をやる気にさせるスイッチは親が握っている

長期休暇や休校時には、なんとなくダラダラと過ごして一日を終えてしまっているお子さんも多いはず。ゲーム三昧やテレビ三昧になってはいませんか。

そんな子供の姿にうんざりしている親も少なくないでしょう。しかし、子供だって親を見ています。やる気が出ないのは大人のあなたも同じではありませんか。

そんな休みの過ごし方、ハッキリ言ってもったいないです。

出来る親は知っています。子供をやる気にさせる方法を。

一歩間違えれば、やる気を失い、勉強自体が嫌いになってしまいます。勉強が嫌いになれば、成績もどんどん下がってしまいます。

あなたが握っている子供のやる気スイッチ、それをしっかりと押して、子供にやる気を出させましょう。やる気が出れさえすれば、成績はどんどんアップしていくでしょう。

勉強をしてもいいんだ、勉強は楽しい、自然とそう思わせること。最初のスイッチのひと押しがいかに重要なのかを今こそ感じてください。OFFのままでは、子供は変わりません。「押したふり」「押したと思ったのに」は通用しませんよ。

子供をやる気にさせるスイッチは、こう押すべき

ダラダラと過ごしている大人が子供に向かって勉強をしなさいと言っても、全く説得力などあるわけもなく、子供だってダラダラと過ごしてしまうのがオチです。

なぜ、大人は子供に言うことをきかせようとするのか、勉強ってそもそもなぜしなければならないのか、ダラダラして過ごしていたって、大人みたいになんとかなるんじゃないかと、子供は思っています。
これでは、子供をやる気にさせることなんて到底無理な話です。

子供をやる気にさせるスイッチを上手に押すためには、あなたがやる気をあるところを見せなければなりません。

まずはあなたも勉強することです。子供と一緒に勉強する姿勢を見せることが、スイッチを上手に押す秘訣になります。

働いているから、時間がないという主婦もいるかもしれません。そんなときは、是非、家族で早起きしてみましょう。

家族全員で一緒に早起きする、そして一緒に勉強することです。もし、一緒に勉強することに慣れていないのであれば、まずは朝に一緒に何かをしてみましょう。一緒に朝ごはんの支度をする、朝掃除をするというのでもよいでしょう。運動などでも構いません。

一緒にやることになれてきたら、次は、一緒に勉強です。そんな時間がないという人は、子供をそばで勉強させて、自分は朝の支度をするという方法でもよいでしょう。

家族一緒に同じ時間に何かに取り組む、これが子供のやる気スイッチを的確に押す方法と言えるのです。

子供をやる気にさせる雰囲気作りが重要

子供をやる気にさせる雰囲気を、一日中保つのは難しいことです。ですが、一日、30分~1時間であれば、それは可能ではないでしょうか。

ほんの少しの積み重ねだったとしても、勉強が継続できれば、小学校卒業時には大きな変化となって現れるでしょう。

ゲームやテレビ、漫画を読まずにとにかく勉強だけを一日中するべきだと、私は思いません。脳が勉強でパンパンになってしまっては、何れ子供のやる気はどこかで途切れてしまいます。休みを有意義に過ごすには、とにかく少しの時間でも集中して、勉強してみることです。
親の姿を見ています。反面教師という言葉もあるとは思いますが、子供が小学生のうちはそうではないでしょう。

親が頑張っていたら、子供もそれを見て育ちます。

スポーツ好きの家庭であれば、子供もスポーツに興味を持つでしょうし、親が本が好きで家族で図書館に良く行くのであれば、子供も本に興味が湧くでしょう。

おやつを食べながら、休みの日にダラダラしている親がいる家庭で、果たして子供は勉強するでしょうか。勉強をしてもおかしくない雰囲気、家庭がそういう雰囲気になるように工夫する必要があります。

また、机の上にゲームや漫画があれば、気が散って勉強になるはずもありません。

あなたの家庭は、お子さんがいる環境は、いつでも勉強できる雰囲気でしょうか。もう一度、見直してみてはいかがでしょうか。

子供をやる気にさせるには、いつでもどこでも勉強できるという環境を作ること

小学生ともなると自分の部屋を持っているお子さんもいるかもしれません。自分の部屋に立派な学習机。与えてあげたのに、部屋も机も全く活用してくれないと嘆いてはいませんか。考えてみてください。小学校低学年で、なかなか自分の部屋に籠もって勉強するというのは難しいのではないでしょうか。勉強していると思ったら、別のことをしていたなんて言う話も良くききます。

集中力が続かない、そういうときこそ、どこでも学習してよいという環境を作っておくべきです。

最近よく耳にするようになったリビング学習ですが、ダイニングテーブル、リビングテーブル、どのテーブルでも勉強していいという環境が重要でしょう。

子供をやる気にさせることが出来ても、その時に勉強する環境が整っていなければ、そのやる気もどんどん落ちていってしまいます。
それを防止するためにも、常に親のあなたが、子供のやる気が出た時に側にいてあげることが大切です。

あなたの家事の手を止めろと言っている訳ではありません。家事をしていても、その横に子供が来ても無理のない環境作りをしてください。
ダイニングテーブル、リビングテーブル、机に座らなくとも、どこでも勉強はできるはずです。
親は、決して嫌悪な顔を子供にしてはいけません。机で勉強しなさい、なんて一言も禁止です。親の常に側にいたい、そういう安心感と伴に子供に勉強させてあげましょう。

ただし、テーブルの上がごちゃごちゃしていない事が条件になります。そして、必要なものが、すぐに取り出せる状況作りも重要になります。使う勉強道具を一纏めにし、いつでも取り出しやすく使いやすくしておきましょう。

辞書、ノート、問題集、鉛筆、消しゴムなど、必要な勉強道具は持ち運びやすいトレイなどに入れておくのがよいでしょう。いちいち必要になる度に、自分の部屋に取りに行くというのは、面倒なだけでなく、その度に集中が途切れてしまいかねません。

子供をやる気にさせる為に、絶対に言ってはいけない言葉

子供をやる気にさせる言葉とあなたが思っているだけで、その言葉のせいで、子供はやる気を失い、あなたに対して腹立たしく思っていることは言うまでもありません。その代表的な言葉が、鉄板の「勉強しなさい!」ではないでしょうか。

もうこの言葉は、恐怖以外の何者でも有りません。
その他にも言ってはいけない言葉は沢山あります。嫌な言葉が覆いかぶさってくれば、何れ親に対して嘘を言ったり、親の言葉に反応しないようになってしまいます。

「勉強しなさい」は勿論のこと、「まだ勉強終わらないの?早くしなさい」とか「こんなこともできないの?」「他の子は、もっとできているのに」などという言葉は絶対に言ってはいけないません。

特に誰かと比べられると、子供は絶対にやる気などでません。落ち込んでしまいます。人と比べられることほど、子供にとって残酷なことはありません。自分自身を否定されたと感じてしまうからです。

また「テレビとゲームは禁止」とか「勉強したらお小遣いをアップ」「〇〇を買ってあげる」というのも言ってはいけない言葉です。

子供の好きなものを取り上げるのではなく、ルールを決めること。また、勉強すれば褒美を与えるというのも間違えています。ゲーム感覚でグラフにして勉強すればシールを貼っていくというような楽しいご褒美であれば良いのですが、物が褒美の場合は、将来、物につられてしか動かない人間になってしまいます。何れ頭を使い、親に勉強の対価を請求してくるようになるでしょう。

勉強は誰の為でもない、将来の自分のためのものという事を理解させましょう。

親のあなたが子供をやる気にさせる為に出来ること

一緒に勉強する時間を作るには、夜ではなく朝がオススメです。

夜、一緒に勉強をしようとすると、特に共働きの場合は、なかなか時間がとれなかったり、子供の習い事の為に、その日はできないなど、色々と条件が出てきます。しかし、大抵は朝には用事があることなどありません。

うちの子は寝起きが悪いから朝は無理だとは言っていられません。

考えてみましょう。子供は楽しい事が学校である日などは、意外と早く起きてはいませんか。好きな事があれば、ワクワクした気持ちで早起きできるのが子供です。

親と勉強をしたら成績が上がった、勉強がわかるようになったとなれば、学校に行くこと、親と勉強することがだんだん楽しくなってくるのではないでしょうか。

もし、勉強で出来ないところ、つまずいていることがあれば、その前の段階でどこから分からなくなっているのかを見てあげましょう。

怒ったりプレッシャーを与えるのではなく、一緒に復習からやり直してみることです。

子供をやる気にさせることで、成績が上がり、そのことで更に子供がやる気になるという、正のスパイラルを作ってあげることこそ、親のあなたが、子供をやる気にさせる為に出来ることなのです。


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