ランドセルが派手だと、学校に入った時、いじめられるのではないかとか、そのうち飽きてしまうのではないかと心配している親御さんも多いと思います。
地味なランドセルを勧めてみても、結局、これがいいの一点張りで、子供に言われるがままに購入した派手なランドセル。
実は、派手なランドセルでも親が思っているようないじめは殆どありませんし、後悔もしない子供が多いようです。
ランドセルは昔のイメージとは全く違います。様々な色、カラフルなランドセルを背負って学校に向かう小学生は今や普通です。
自分の好きなランドセルを背負って学校に行けるなんて、なんて素敵なことなんだろう、そう思って温かい目で見守ってあげることです。
６年間使うランドセルなのですから、できれば慎重に選びたいところ。親も子も後悔しないランドセルを選んで、ぜひお子さんに大切に使ってもらいましょう。
ランドセルが派手だといじめられるって本当？実はそうでもありません。
ランドセル選びの際に苦労するのが、親と子供の意見の違いではないでしょうか。
ですが、子供がキラキラと目を輝かせて嬉しそうにしている姿を見ると、せめてランドセルくらい子供の希望通りの物を購入してあげたいという気持ちにもなります。
ただし、あまりにも子供の希望するランドセルが派手だった場合、学校で友達にいじめられたりしないかなど、親であれば気になることもあるのではないでしょうか。
今や、色々な色のランドセル、色々なデザインのランドセルがランドセル売り場に並ぶ時代。同じ色でも濃淡で微妙に色が違ったり、刺繍があったり、型押しされていたり、デザインにこだわっていたり、素材も様々だったりします。
そんな色々なランドセルが並ぶ中から一つを選ぶわけですから、色々なランドセルがあっていいわけです。
「いじめられる子＝目立つ子」という印象がありますが、もはやランドセルで目立つというのは不可能のようにさえ思えます。
どうしてもいじめが気になるようなら、お子さんが考えているランドセルよりは、ほんの少しだけ目立たないタイプの色や、もう少し控えめなデザインのランドセルを選び、派手すぎるランドセルを避けるとよいでしょう。
ランドセルが派手だから嫉妬されたわけではない
これだけ世の中に色々な色のランドセルがあるのです。派手なランドセルが売られているのも当然のことだと思います。
そしてその中から、あなたのお子さんが、派手なランドセルを選んだだけのことなのです。
自分の好きな色、デザインが、たまたま派手なランドセルだった、そのセンスを是非素敵だと褒めてあげましょう。
好きなランドセルを背負って学校に行けることが、お子さんにとってはこれない喜びでしょう。
今の子供は本当に羨ましい限りです。
自分の好きが揺るぎなければ、万が一、ちょっとくらいランドセルの色でからかわれたところで平気なはず。
お友達からもかわいいランドセル、派手で目立つランドセルはきっと羨ましがられるに違い有りません。そうでなくとも、自分の好きなものをを自分の意思で選んだのですから、そういった面でお友達に羨ましいと思われてしまうこともあるでしょう。
自分で決めることができたというお友達からの嫉妬は否めません。ですがそれは、自分で好きなランドセルを選ぶことができなかった子からの嫉妬です。ランドセルが派手かどうかは全く別の話になります。
派手なランドセルも、子供は飽きずに6年間使用する
ちょっとまってください。
そのランドセル、一体誰が背負うのでしょうか。親のあなたではありませんよね。お子さんが背負うものです。実際、派手なランドセルを選んでも6年間、子供は飽きることはありません。それはなぜか。
ランドセルのデザインが、どうこう言うのは1年生のうちだけです。中学年から高学年になってくると、ランドセルは、単なる勉強道具を入れる自分のカバンに過ぎないのです。見慣れてくると言えば、それまでです。
年を追うごとに、ピカピカだったランドセルも除々にいい感じに、自分色に馴染んできます。要するに汚れてくるということです。
もう、ランドセルが派手であるかどうかなんて、どうでも良い状態になってきます。
ですからぜひお子さんには、学校に背負って行くのが楽しみという満面の笑みを作るためにも、派手でもいいので、好きなランドセルを選ばせてあげてほしいのです。
ランドセルが派手じゃなくても、派手にする方法
せっかく、子供の好みの派手なランドセルを購入したとしても、最初の一年目は黄色の交通安全のランドセルカバーを付けて過ごさなければならないという場合もあるでしょう。
その一年が過ぎてカバーを外した頃には、ランドセルのデザインなんてもうどうでもいいという気持ちになっている可能性もあります。
また予算的に、親御さんが派手なランドセルを購入してあげられないという場合もあるかもしれません。
そんなときにオススメなのが、ちょっとおしゃれで派手目なランドセルカバーです。バリエーションもたくさんあり、ランドセル自体が地味でも、子供の好みに合わせたカバーを装着するだけで、一気に素敵なランドセルに早変わりです。派手にすることだって可能です。
このランドセルカバーは、高学年にもおすすめです。ランドセルは、ほぼ毎日使うものです。高学年になれば、汚れや傷も目立ってきます。そんなときこそランドセルカバーの出番です。ランドセルの傷や傷みを、ランドセルカバーが隠してしてくれ、素敵にカスタマイズもしてくれます。
派手なランドセルの刺繍は汚れる
刺繍のついた派手なランドセル。長年使っていると、ほつれてくるのではないか考えがちですが、実はそれほどほつれてくる事もないようです。
多少、汚れてくるものの、拭いたりすることで、ある程度はきれいになります。刺繍があるもないも、長年使っていれば、それなりにランドセルは汚れてきます。
子供は自分の欲しいランドセル選びに対しては、デザインでしか判断しません。派手なのが好きな子は、派手なランドセルを選ぶはずです。
ですが、親が気にして欲しいのは、デザインではなく、機能的にどうなのか、保証はどうなのか、大きさや子供が背負いやすいかどうかなど、そういったところです。値段も気になるはずです。
もし、型落ちでも素敵なランドセルがあればそういった物を選ぶのも手です。
ランドセルを購入する際は、購入時期が来たら売り場に見に行くのではなく、売っているときに良いものがあれば買うという事を考えると良いと思います。並んでいるランドセルの数は、たしかにシーズンよりは少なめですが、子供も親も納得できるランドセルに巡り会えるはずです。
派手なランドセルは、高価で値が張るのものが多いが現実です。
ですが、時期がずれていたり型落ちでしたら、きっと親子ともに満足できるランドセルを購入することができるでしょう。
