賢い子供の育て方を知ることができれば、自分の子供は親以上に頭が良い子供になってくれるはず、そう思っている親は少なくないでしょう。でも、その育て方には、親との関わりがとても重要になります。
賢い子供を育てるためにあなたが出来る事は、お子さんが生まれた瞬間から始まっていると言っても過言ではありません。
賢い子供ってそもそも何なのかということになりますが、テストの点数が常に良い子が頭のいい子ではありません。自分で考え、決定し、達成したい事に向かって努力し進んでいける子供です。
お子さんをそういう子供に育てたくはありませんか。有意義な中身のある大人になってもらうためには、あなたの努力がお子さん以上に重要になるのです。
賢い子供の育て方を実践するなら、0歳から始めるべき
賢い子供を育てるにあたって大切なのは、色々な事に興味を持たせることです。
しかし、０歳位の子供に何か興味をもたせるのって難しいと思いませんか。
子供がおすわりできるようになり、手で触れさせる事ができるおもちゃを与えたところで、すぐに飽きてしまったりするのは当然の事かもしれません。
だからといって、言葉が話せなくても、どちらかと言えばおとなしい赤ちゃんであったとしても、何かに興味のない赤ちゃんはいないと言ってもよいでしょう。
何かをじっと見る、手を伸ばして何かを掴む、そういう行為は、何かに興味を持った証拠です。
そういった事に、親は気付いてあげるべきです。
もし、おもちゃを与えるのであれば、１つのことしか出来ないというおもちゃではなく、工夫して遊べるおもちゃを与えるのがよいでしょう。
ただ与えるだけではダメなのです。必ず親がそばにいて、一緒に遊んであげることが育て方としてはとても重要になるのです。
賢い子供は好奇心が旺盛。知的好奇心の育て方
赤ちゃんだった子供が成長して立って歩くことが出来るようになれば、徐々に、何が好きか嫌いかがはっきりとしてきます。どんどん好奇心が旺盛になってくる頃でしょう。
実は賢い子供は、好奇心が旺盛です。
ですが、この物事を知ろうとする好奇心が芽生えたときに、親がそれをダメというか、良いと捉えて実際に行わせてあげるかどうかで、賢い子供に育つかどうかが変わってきます。
実際に触れたり見たり体験したりすれば、ますますその事を知りたいという好奇心に繋がり、それはその先ずっと役立っていく知識になります。
賢い子供の好奇心の育て方さえしっかりとできれば、その先、親が「勉強しないさい！」と注意しなくても、勉強する子供になるのです。
それはなぜか？
子供は好奇心が旺盛な時期に、知りたいという気持ちから色々体験しそれを知るという喜びを味わったからに他なりません。
分からないという事に対して、知りたいという気持ちから自分で考え勉強する子に育つのです。同時に集中力も育ちます。
賢い子供の育てるための習い事やオススメの本
ピアノを習うというのも良いのですが、力が弱く手が小さいためピアノはまだ弾くのが難しいかも知れません。
ですが、そういった子供向けの音楽教室もたくさんあります。音楽の基礎を習うために、聞いたり、歌ったり、音にあわせて動いたりするような音楽教室です。より豊かな心と理解力が深めまがら、音に興味を持ち、音を楽しむことができるでしょう。また、もっと小さなお子さんであれば、習い事などまだ早いという場合もあるでしょう。その様な時期は、本に触れるというのも賢い子供を育てる上でよい手段です。
絵本に触れることで、現実ではない世界を体験することができます。図鑑もよいでしょう。図鑑上で見たものを、実際の世界に親子で探しに行ってみてください。植物、魚、昆虫、動物など、実際に見つけたり見に行ってみるのです。
そうやって、脳は育っていくのです。
園に入る前は、目で見たり聞いたりすることにを取り入れた習い事をオススメします。
園に入ったあたりで、指を使ったり動いたりする習い事がよいでしょう。
賢い子供にしたいなら、生活習慣を整える育て方をすべし
賢い子供にしたいのであれば、規則正しい睡眠、そして食事はとても大きく影響してくるので親として気をつけたいところです。
睡眠をしっかりととれている子供は落ち着いた生活を送ることができます。
イライラしない穏やかな心が育ち、そのことで自分に自信をもって日々を送ることができます。よって、学力も高くなるでしょう。睡眠をしっかりと取ることで、脳をしっかりと使うことができるのです。
また、体は食べたもので出来ていきます。食べ物は、子供が成長する上での体を作るための大切な材料になります。
食べることで、食感や味の感覚が子供の感受性を高め、脳に刺激を与えてくれます。体を丈夫にし風邪などを引きにくくしてくれます。
賢い子供の特徴を知ることこそ育て方に役立つ
賢い子供を育てたいと漠然と考えていても、自然にそういう子になる子供もいるでしょうし、親の努力が必要な場合もあるでしょう。
頭の回転が早く、何事にも順応できる子供でしょうか。もちろんその事も当てはまるともいますが、私が考える賢い子供は、自分の頭で思考を巡らせ、それを知るための努力を楽しむ能力に長けている子供のように感じます。
親の意見を素直に聞き、万が一苦手な事があっても、それが自分自身の特徴だとしっかりと分かっている子です。あらゆる状態の自分を受け入れ、努力を惜しまない集中力には目を瞠るものがあります。
こういった力は遺伝なのではと考えがちです。遺伝ならうちの子には無理だと悲観的に考える親御さんもいるかも知れませんが、そういった事以上に大切なのは、親のあなたの努力なのです。
親のあなたが育て方に一貫性を持って、正しいベクトルでお子さんを育てて行けば、いくらでもこの先、お子さんは伸びていくはずです。
本当に危険であれば、止めるべきですが、おおらかな気持ちで、お子さんのやりたいことを見守ってあげてみてはどうでしょうか。
賢い子供の育て方を知ることこそ、お子さんが大人になってもそういった経験が生かされた素敵な人になる道を作ってあげられるのかもしれません。
