テスト一週間前まで何もやっていなかったことに気付いて焦っているみなさん。今から勉強したところで、本当に間に合うのかと不安になってはいませんか。
大丈夫。今からでも、間に合う勉強方法があります。
実は、この勉強法。効率良く勉強するには最適な勉強法でもあります。しっかりと勉強してきた人にも、是非、参考にしてもらいたいのです。
部活や習い事で忙しくテスト休みまで勉強を全くしていないとか、ゲームに明け暮れてテストギリギリまでダラダラしているとか、そいういうお子さんをお持ちのお母様方。
テスト一週間前ですから、なんとかお子さんに発破をかけて勉強を頑張ってもらいたいと思っていることでしょう。そういう方々にも是非、参考にしてもらえたら幸いです。
テスト一週間前なら勉強するまえに、まずはテスト範囲の確認
テスト一週間前になった時、まず、することとは何でしょうか。勉強ですか、違いますよね。
効率の良い勉強方法として一番大切なのは、まず、テスト範囲がどこからどこまでなのか、すべての教科の範囲を確認することです。
次に、教科書を開いて範囲のすべてに目を通し確認してください。範囲に関係のあるワークもチェックします。ノートも見てください。まずはそれだけで構いません。全教科チェックしましょう。
これを行うことで、今回のテストの量が分かり、どのくらい時間をかけて勉強すればよいのかが見えてきます。また得意な部分と苦手な部分も確認できるでしょう。
次にすることは、目標を決めることです。
範囲によっては、細かい部分まで出題されることも予想されます。それを踏まえ、全ての教科で、どのくらい点数を取りたいのかを決めます。
どんなところに注意して勉強すればよいのか、実際にどの部分で点数を取りたいのかをまとめて、先程の紙の範囲をまとめた横に記入しましょう。
テスト一週間前の勉強方法は副教科は後回し、とにかくワーク重視
テスト一週間前に勉強する際、どの教科から始めたら良いのか悩む人もいるでしょう。勉強方法としては、主要5教科から勉強を始めるべきです。
その中でも覚えることの少ない教科、例えば計算重視の数学などから勉強することをオススメします。その後に、暗記教科の勉強に着手しましょう。
主要5教科を勉強する方法としては、とにかくワークを重視して繰り返し解き直すことです。
まずは一度、テスト範囲を一通り解きます。必ずわからないところが出てくるはずです。深く考えていると時間が過ぎて勿体ないので、参考書や教科書で調べずに、とりあえず答えを見て書き写しましょう。
答えを書き写しながら、問題と答えを結びつけて覚えていくのです。覚えながら勉強していきましょう
答えを書き写すのですから、それほど時間をかけずに勉強できるはずです。できれば二日位で、主要5教科のワークは一通り終わらせてしまいましょう。
テスト一週間前の勉強は五日あればなんとかなる
テスト一週間前から、ワークを二日かけて一通り終わらせたとします。二周めをもう二日かけて終わらせましょう。一回目と違い、もっと早く終わらせることができるはずです。繰り返しワークを行うことで、早く解けるようになるだけでなく、正解率も高くなっていきます。
暗記の科目はこの段階から覚え始めましょう。時間があれば三週目のワークに取り組んでください。暗記が苦手という人は、一週間前から、少しずつ覚えていくのが賢明です。
実は、テスト勉強は一週間前でなくとも、五日あればなんとかなります。
その方法は、とにかく素早くワークをやるだけです。
ワークをまずテスト五日前の一日で終わらせ、二周めをまた次の日の四日前に終わらせます。三周目をその次の日の三日前に終わらせますが、その際は答えを見ないで解くのがポイントになります。二日前は分からなかった問題だけを行い、最後の日は、ワークの四周目を完璧に解けるようにするだけです。
その時に気をつけたいのが、ワークの解説をしっかりと読むことです。
ワークをやることで、分かる問題が増え、点数アップに繋がります。
テスト一週間前になってしまったとか5日しかないからと言って、テストを諦めてはいけません。にかくなんとかなる、なんとかするという気持ちで、テスト勉強に取り組みましょう。
やってはいけないテスト一週間前勉強方法
全てを完璧にしようと無計画に勉強を始めてしまうと、結局のところ時間が足りなくなり徹夜するなどという自体に成りかねません。徹夜したところで、眠気のあまり集中できず勉強の効率が下がってしまうだけです。
部屋を綺麗にしないと勉強できない人もいるでしょうが、片付け始めてしまうと、ここもあそこもと気になって結局のところ勉強どころではなくなってしまいます。きれいな部屋になるのは嬉しいとは思いますが、常に綺麗に勉強しやすい空間にしておくことのほうが重要なのです。時間の使い方を見直しましょう。
テスト一週間前の勉強方法のまとめ
テスト一週間前の勉強方法としてワークをとにかく反復してやる事をオススメしました。ですが、もっと大切なことがあります。それは教科書の見直しです。
教科書は、テスト勉強の基本中の基本です。教科書もテスト範囲を三回は読み、しっかりと確認しておきましょう。
とにかく、テスト一週間前だという事を忘れずに、大切な時のすべてを勉強に注ぎましょう。
自分の力の限り、勉強するのです。そうしなければ、良い点数は期待できません。
そして、大切なのは、もう一つ。テストが終わったあとです。
テストが終わると、開放感から気持ちが緩んで、再び勉強をしなくなってしまいます。
前回はたった一週間前からしかテスト勉強ができなかったのであれば、これからは焦らないように、継続して少しずつ勉強を続けるべきです。
なぜ、それが必要なのかは言うまでもありません。受験に関係してくるからです。
そもそも、定期テストは高校進学の内申点に大きく影響します。授業態度や提出物もそうですが、一番重視されているのが定期テストです。