絶対に希望の高校に合格したい!そう誰しも思っています。でも、中には高校受験で落ちてしまう子がいるのは確かです。高校受験で落ちる子って一体どんな特徴があるのでしょうか。
もちろん、志望校に入るための勉強量が足りないというのもそうかもしれませんが、それ以外にも、勉強法が間違っていたり、親子での関わり方に問題があったり、心構えやメンタルが弱いというのも、関係してくることがあります。
できれば、自分に合った志望高校を自分自身で見極め、選び、それに向けて気持ちよく努力できれば、きっと合格は近いものになるでしょう。
落ちないためにはどうすればよいかより、合格のためにはどうすればよいのか、落ちる子の特徴を踏まえ考えて行く必要があります。
高校受験に落ちる子の特徴に当てはまると大変
高校受験に落ちる子って一体どんな特徴があるのでしょうか。あなたのお子さんは当てはまっていませんか。
- 勉強をさぼっている
合格圏内にいるからと言って、安心して、勉強をさぼっていると落ちる確率が高まります。他の人は、合格圏内に入ろうと必死で勉強しているのです。そういう人が伸びてくれば、必然的に勉強しない人は合格圏外に落ちてしまいます。勉強しなければ、何れ覚えた事は記憶の外へと出て言ってしまいます。 - 色々な問題集や参考書に手を付ける
要するに、勉強は何度も同じものを繰り返す反復勉強が大切なのです。ですが、これもいい、あれも良いなどと、友達やネットの受験情報に流されて、あらゆるものに手をつけると、一見たくさんの勉強をしているように感じますが、受験に落ちる確率が高くなるでしょう。 - 自分の考えがない
周りの情報だけを当てにして、そのまま鵜呑みにして勉強していると、高校受験で落ちる可能性も上がります。自分に一番ぴったりな勉強法は自分でしかわからないのです。もちろん鵜呑みにして、一度やってみるのも良いと思いますが、その中で、一番合う方法を見つけるのが賢明でしょう。 - 自分を信じすぎている
絶対に大丈夫!そう口にすればするほど、実は不安でいっぱいになっている可能性があります。高校受験に落ちるかもしれない、大丈夫じゃないかもしれないからこそ、勉強をするのです。変に自分を信じすぎて、勉強しないのは、今の状況からどうにか逃げ出そうという特徴の現れです。 - 合否判定を待たずして入試問題はゴミ箱行き
高校受験の解答速報はチェックしないのでしょうか。合否判定もまだ出ていないのに、終わった感満載で、入試問題をすぐにゴミ箱に捨ててしまうのはどうかと思います。落ちる子の特徴とも言うべき行動です。必ず解き直して、解答速報などを気にするべきです。
高校受験で落ちると大変。落ちる子の特徴を家族で考える
できるだけ、落ちる子の特徴に当てはまらないか、家族で考えていく必要があるでしょう。
行きたい高校が特にない
行きたい高校が特になく、とりあえず自分に合ったレベルの高校を受験しようという生半可な気持ちで受験してしまうと、高校に落ちることもあるでしょう。また、親の希望や、評判だけで学校を決めてしまうのも良くありません。
この高校に絶対に行きたい、そいういう気持ちで他の子は勉強しているのです。お子さんも自分自身で行きたい高校を見つけるべきでしょう。
親と仲良くない
お子さんとの関係を考えてみましょう。仲良しですか。仲良しでなくとも良い関係が築けていますか。高校に合格したら親が喜んでくれる、喜んでくれる誰かがいる、そういう自分自身への価値観を高めていくだけで、受験勉強を頑張ることができるのです。
もし、親子関係が良くないというのであれば、合格しても意味がないと思ってしまい、勉強を辞めてしまうことも考えられます。
高校受験で落ちる前に、お子さんの様子や特徴を見極めよう
高校受験で落ちることのないようになんとかしてあげたい、そうお子さんに思うのは、親ならば当然のことだと思います。
もし、お子さんに変化があるのであれば、それは良い変化なのか、落ちる特徴を踏まえた変化なのかをしっかりと見極めてあげることが大切になります
- 弱音を吐けず、心に貯めてしまっている
- 学校での生活態度に問題がある
- 内申点に影響する副教科への努力をしていない
- 良い内申点であるものの、模試では良い成績が取れない
- 塾や部活が忙しく、家で勉強できない
- 親や周りの期待が大きすぎて勉強量についていけず、落ち込んだりふさぎ込んでしまう
- 親に反抗的になったり、物にあたったり、時には閉じこもったりする
- 試験前に身体を壊す
こんな特徴があるようであれば、高校受験に落ちる可能性があるということです。あなたのお子さんは大丈夫ですか。
大丈夫ですか。高校受験に落ちる子は家庭にも特徴があった
高校受験に落ちる子は、家庭環境や家庭で勉強する姿勢にも、特徴があると言われています。
- だらだらと勉強している
受験はそんなに甘いものではあまりません。自分の力の限り勉強しなければ受からないのです。今が頑張り時、そう言うことをわかっていない可能性があります。勉強しているからいいやと、投げやりになったり、勉強が終わったらあとはゆっくりと休んでしまったり、まだまだできる余力があるのに面倒だからとだらだらしていては高校受験に落ちてしまいます。 - 子供が自分の間違いを認めない
どう考えても間違えているやり方で勉強しているのに、絶対に間違いを認めない、自分は合っているんだと信じ込んでいる子は、それ以上伸びていきません。 - レベルの高い応用問題ばかりをさせている
高校受験で一番大切なのは何だと思いますか。基礎です。基礎を何度もやって身に付けた知識があるからこそ、応用問題が解けるのです。基礎知識が十二分に出来ているというお子さんはそれでもよいかも知れませんが、無駄な勉強は、受験の失敗を招くのです。 - 親が子供の本当の学力を理解していない
それほど学力がないのに、半年あればなんとかなるとう安易な考えで実力以上の高い志望校を目指そうとするのは、はっきり言って無謀です。本当に半年で何とかなりますか。なりません。 - 親が志望校を決めてしまう
その高校、お子さんは本当に行きたいと言っているのでしょうか。将来設計を親が勝手に考えてしまっていませんか。自分が行きたい高校でなければ、受験勉強に身が入りません。落ちる子の特徴です。
高校受験で落ちるのは避けたい!合格するための特徴を把握せよ
今までは、高校受験前の落ちる人の特徴でしたが、実際の試験でも、落ちる子は特徴があるのです。
絶対落ちたくない、落ちるのは避けたい。
受験生は不安でいっぱいです。合格圏内の高校であったとしても、試験でどんな問題が出るのかはわかりません。解けるかどうか、蓋をあけてみないとわからないのです。
ですが、下記の事に気をつけて受験をすれば、ある程度落ち着いて試験問題に向かうことができるでしょう。
- わからない問題があっても当然と考える
- 暗記重視の理科と社会で点を落とさない
- 合格に達する点数を意識して解く
高校受験に大切なのは、絶対に落としてはいけないところで落とさない、分かる問題をしっかりと確実に解くということです。
これができれば、間違いなく合格に近づくことができます。
でもです。万が一、お子さんが高校受験に落ちることも考えられます。本当に落ちてしまったとき、どうすればよいのか分からなくなる親御さんもいるでしょう。もちろん子供はそれ以上に、後悔と落胆で立ち直れない気持ちになってしまいます。
もっと、勉強しておけばよかったなんて、後の祭りです。
もちろん反省はするべきです。二度と同じようなことを起こさないためにも、なぜ落ちてしまったのか、親子で一緒に考えましょう。
もしも高校受験に落ちてしまったとしても、お子さんを絶対に責めないでください。
よく頑張った事を褒め、ここからがスタートだと言うこと伝えましょう。
志望校以外の高校に行くべきか、他の選択肢があるのかも話し合いましょう。そしてこの先、どう頑張っていくかも決めるとよいでしょう。